☆転倒後しばらくたって出る病気☆
2017年 11月 17日
寒くなってきました。天気予報を見ていると近畿地方でも山間部では雪が、、、という言葉も聞かれるように。
でも、まだ真冬のようにずーっと寒い訳ではないので晴れたら雪が溶けます。そしてまた気温が下がると、溶けた雪は氷になります。
外科的には(←なかなか聞かない表現ですな・・・)冬は転倒による外傷に注意の季節です。
転倒時に気をつけたいのは頭を打つこと。だけじゃないけど(大腿骨の骨折も多いです)。特に高齢になるとさっと手が出ない。。。
頭の傷からの出血はインパクトがあるので?すぐ病院に行こうと思う人が多いのですが、問題は表面に傷が出来ていない時
見た目が何ともなく、意識もしっかりしていると、本人も周りの人も「大丈夫」と判断してしまうことも。
でも、なかには数週間~数カ月後になって発症する病気があります。
「慢性硬膜下血腫」です。
この病気は転倒などにより頭をぶつけた後、しばらくたってから脳の表面に少しずつ血が溜る病気です。
その血の塊が脳を圧迫することで麻痺や頭痛、意識障害などの症状が出ます。
症状の発現が、原因となった出来事から時間がたっているので本人も家族にもわかりにくのです。
中には認知症を疑って受診し、この病気とわかり、手術を受けた途端に症状が消えるというケースもあります。
治療法は手術が基本ですが、溜った血はドロドロなので全身麻酔の必要はなく、局所麻酔で頭蓋骨に小さな穴を開けてそこから血を抜くという方法がとられます。
でも、まだ真冬のようにずーっと寒い訳ではないので晴れたら雪が溶けます。そしてまた気温が下がると、溶けた雪は氷になります。
外科的には(←なかなか聞かない表現ですな・・・)冬は転倒による外傷に注意の季節です。
転倒時に気をつけたいのは頭を打つこと。だけじゃないけど(大腿骨の骨折も多いです)。特に高齢になるとさっと手が出ない。。。
頭の傷からの出血はインパクトがあるので?すぐ病院に行こうと思う人が多いのですが、問題は表面に傷が出来ていない時
見た目が何ともなく、意識もしっかりしていると、本人も周りの人も「大丈夫」と判断してしまうことも。
でも、なかには数週間~数カ月後になって発症する病気があります。
「慢性硬膜下血腫」です。
この病気は転倒などにより頭をぶつけた後、しばらくたってから脳の表面に少しずつ血が溜る病気です。
その血の塊が脳を圧迫することで麻痺や頭痛、意識障害などの症状が出ます。
症状の発現が、原因となった出来事から時間がたっているので本人も家族にもわかりにくのです。
中には認知症を疑って受診し、この病気とわかり、手術を受けた途端に症状が消えるというケースもあります。
治療法は手術が基本ですが、溜った血はドロドロなので全身麻酔の必要はなく、局所麻酔で頭蓋骨に小さな穴を開けてそこから血を抜くという方法がとられます。
ですが、血の量が多かったり、再発を繰り返す時には開頭術が行われることもあります。
転倒や打撲などの後に起こることが多く、発症しやすいのは高齢者です。
また、アルコールを多飲している人に多いようです。
通常は予後の良い病気ですが、適切な治療をしても再発しやすい病気なので、一度発症した人と周りの人は、その後も症状の変化に気をつける必要があります。
転倒した、頭を打った、でも「外傷はないから大丈夫」とは思わずに、数週間は体調や精神面に変化がないか様子を観察してあげて下さいね。
にほんブログ村
by nekoinuusagi
| 2017-11-17 07:02
| 症状・病気